日本国内3度目の緊急事態宣言についてまとめてみた！【新型コロナウイルス】【東京・大阪・兵庫・京都】

＜ざっくりと今回の緊急事態宣言について＞

①地域は「東京・大阪・兵庫・京都」
②期間は4月25日(日)～5月11日(GW明けの土日過ぎ)

③具体的な対策は…
　　・酒提供の飲食店　    　→休業要請
　　・カラオケ店　　　　      　→休業要請
　　・酒提供しない飲食店　→営業時間短縮要請(20時まで)
　　・大型商業施設　　 　    →休業への協力を求める
　　　　　　　　　　　　　　　　　　(生活必需品エリアは営業可)
　　・イベント　　　　　  　　　 →無観客or中止
　　・公立の施設　　　　　　 →閉館を検討
　　・交通機関　　　　　　　　→終電繰り上げ・減便

　　・テレワークで出勤者7割削減
　　・学校は休校せず
　　・感染リスクの高い部活動は制限・自粛要請

【詳報】菅首相 記者会見 4都府県に緊急事態宣言 – NHK

＜緊急事態宣言に関する菅総理大臣の会見まとめ＞

●「医療体制はこれまでになく厳しい」
●「特に変異株が心配。このままでは全国に感染が拡大する」
●「GWに効果的な対策を短期間で集中して感染拡大を抑え込む必要があると判断した」
●「再び緊急事態宣言にならないように全力を尽くすと言ってきたが、
　結局宣言する事になった。心からお詫びする」
●「テレワークや休暇利用で、出勤者数を7割減にするよう要請する」
●「飲食に対する対策を夜間に限らず徹底する」
●「大声・長時間の原因にもなるので酒提供は昼夜すべて停止を要請する」
●「カラオケも停止を要請する」
●「人の流れ・接触を防ぐため大型施設ややイベントも制限する」
●「大型施設の休業要請への協力金も支給する」
●「売り上げが減った中小・個人事業主にも一時金を支給する」(30万円～60万円)
●「厳しい対策の理由の１つは若者の感染が拡大しているから」
●「宣言の解除は状況を総合的に考えたうえで判断する」
●「年末年始に感染が拡大したのは事実。
　その反省で思い切って人の流れを止めることにした」
●「2回目の緊急事態宣言(1月)は専門家がOKって言ったから解除した。
　今回の宣言は変異株のせい」
●「(通勤者の削減を要請ではなく徹底すべきでは？の質問に対して)
　そうだよね。それも1つの考え方だと思う。」
●「緊急事態に対応する法律の改正が必要だと感じる。
　平時(通常時)に法律を作っておきたい。」
●「オリンピックの水際対策もしっかり止められるようにしている」

＜日本国内のワクチン接種の今後＞

・GW明けまでにはおよそ700万回配布予定
　　　　　　　　　　　　　　　　(350万人分)
・GW以降は毎週1000万回を自治体に配布
　　　　　　　　　　　(500万人分)
・6月末までに合計1億回分を配布予定
　　　　　　　　　　　(5000万人分)
・7月末までに高齢者への2回接種を完了予定

＜緊急事態宣言に関する尾身会長の会見まとめ＞

●「日本の感染状況は間違いなく新しい局面に入った」
●「今までの感染源は飲食が中心だったが、
　現在は変異株の影響で感染の場が多様化している」
●「若い年代で重症化している」
●「ここまで感染拡大すると、人と人との接触を減らさないといけない」
●「年末年始は国や自治体からの呼びかけは伝わらなかった」
●「(年末年始の感染拡大から)恒例行事で感染が急拡大することを学んできた」
●「2週間は短いと思う人もいると思うが、まずは医療のひっ迫をなんとか防ぐため」
●「宣言の解除の目安も示しておかないといけない」
●「ステージ3になって、さらにステージ2に確実に向かっていく見込み
　がある状態を目安にするのがいいのではないか」
●「解除後の対策もあらかじめ明確にしておくべき」

●「宣言の解除は状況を総合的に考えたうえで判断する」

●「2回目の緊急事態宣言(1月)は専門家がOKって言ったから解除した。
　今回の宣言は変異株のせい」

●「年末年始に感染が拡大したのは事実。
　その反省で思い切って人の流れを止めることにした」

【詳細】3回目の緊急事態宣言 どう変わる 4都府県の具体的措置 – NHK

京都府 “宣言”期間の措置決定 酒類提供飲食店に休業要請など – NHK

小池都知事「変異ウイルス 総力戦でギュッと締めていきたい」 – NHK

大阪府 対策本部会議開き 緊急事態宣言に伴う措置を決定 – NHK

＜全地域(東京・大阪・兵庫・京都)共通＞

・酒提供店・カラオケ店　 ―　休業要請
・それ以外の飲食店　　   ―　営業時間短縮要請(20時まで)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　(東京は協力金4万円～20万円)
・イベント　　　　    －　無観客開催を要請
　　　　　　　　　　　　　(*社会生活維持に必要なイベントは除く)
・大型商業施設　―　生活必需品エリア以外休業要請
　　　　　　　　　　　　　(*床面積1000㎡(縦約３３ｍｘ横約３３ｍ)以上)
　　　　　　　　　　　　　　　(*東京は協力金1日20万円、施設内テナント1日2万円)
・移動　　　　　　  －　不要不急の外出・県外移動自粛要請
・交通機関　　　  －　減便要請

●東京

　・劇場・運動場・博物館　→　都独自の休業協力要請
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(*協力金2万円)
　・都立高校　→　休校せず
　　　　　　　　　　　(*時差通学・分散登校徹底)
　　　　　　　　　　　(*登校する生徒を2/3に抑える)
　　　　　　　　　　　(*感染リスクの高い部活動は自粛)
　　　　　　　　　　　(*修学旅行などお泊り学習は期間中中止)
　・鉄道　→　各社に減便・休日ダイヤ適用要請
　・20時以降の明るい看板・ネオン・イルミネーションの消灯依頼

(知事の発言)

「徹底したステイホームをお願い」
「去年の大型連休を思い出して。ステイホームを続けて頂いた」
「『去年も同じようなことを言っていたではないか』と言われるかもしれないが、現実に変異ウイルスが以前より拡大し、治療薬もなく、ワクチンを待っている今は、素手でたたかっていくしかない」
(「まん延防止等重点措置」の適用から10日目で、緊急事態宣言の要請に至ったことついて)
「感染の広がりを抑えられず、人の流れも十分抑えきれなかった。関西の例を見ると、感染者の拡大が大変なスピードで進み、医療提供体制が非常に苦労している。もう次の段階にいったほうが感染拡大を防止するという大義を達成するのにふさわしいのではないかという判断もあった」

●大阪

　・企業に20時以降の勤務を控えるよう要請
　・夜間の屋外の照明を消す事を要請
　・公共交通機関　→　減便・終電繰り上げ要請

(知事の発言)

「具体的に、『これになったら終了だ』と言えるような状況ではない。」
「一定の時期が来たときに、出口をどうするかという議論は行う必要があるが、いま解除や出口の議論をすること自体が誤ったメッセージになる」

●兵庫

　・路上や公園などでの飲酒を自粛することなどを呼びかけ

(知事の発言)

「具体的に、『これになったら終了だ』と言えるような状況ではない。」
「一定の時期が来たときに、出口をどうするかという議論は行う必要があるが、いま解除や出口の議論をすること自体が誤ったメッセージになる」

●京都

　・中学校や高校にはクラブ活動を2時間以内とすることを要請
　・イベント　―　無観客での開催以外は休止を要請
　・路上や公園での集団での飲酒を自粛するよう呼び掛け

(知事の発言)

「国の分科会が示すステージ3の指標が1つの目安になると思うが、いま出口の話を明確に述べることは難しい。それに大阪や兵庫の動向も視野に入れる必要がある」

東京都の休業要請、対象は　娯楽やスポーツ施設など一覧 – Yahoo!

【詳細】東京都が休業要請や協力の依頼を行う施設は – NHK

＜東京都の休業要請施設一覧＞

■休業要請（1000平方メートル超の施設）
・映画館、プラネタリウム、ボウリング場、スポーツクラブ、ホットヨガ、ヨガスタジオ、マージャン店、パチンコ屋、ゲームセンター、博物館、美術館、科学館、記念館、水族館、動物園、植物園、個室ビデオ店、射的場、勝馬投票券発売所、場外車券売り場
・大規模小売店、ショッピングセンター、百貨店、スーパー、コンビニ、ドラッグストア、ホームセンター、家電量販店、自転車屋、本屋、衣料品店（生活必需品は除く）
・スーパー銭湯、ネイルサロン、エステティック業、リラクゼーション業（生活必需サービスは除く）

■休業要請（酒類やカラオケ設備を提供する飲食店）
キャバレー、ナイトクラブ、ダンスホール、スナック、バー、ダーツバー、パブなど食品衛生法の営業許可を取っている施設（提供しない場合は午後8時までの営業時間短縮を要請）

■休業要請（その他）
体育館、スケート場、水泳場、屋内テニス場、柔剣道場(*全国大会などでは無観客化を要請)

■無観客開催を要請
劇場、観覧場、演芸場、集会場、公会堂、展示場、貸会議室、文化会館、多目的ホール、ホテルまたは旅館の集会に供する部分、テーマパーク、遊園地、野球場、ゴルフ場、陸上競技場、屋外テニス場、ゴルフ練習場、バッティング練習場

■部活の自粛、オンラインの活用
幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、保育所、介護老人保健施設、自動車教習所、学習塾

■酒類提供の自粛を働きかけ
葬祭場

■入場整理、店舗で酒類提供やカラオケ設備の使用自粛要請
銭湯、理容店、美容店、質屋、貸衣装店、クリーニング店、図書館、マンガ喫茶、ネットカフェなど